第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展2020

継ぐ展とはAbout Us

第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展とは

第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展2020

第三世代が考えるヒロシマ「 」継ぐ展は、戦後70年の2015年に被爆三世である代表の呼びかけにより活動を開始した任意団体です。

東京在住の30代のクリエイターやアーティストが中心となり「戦争を知らない世代が次の世代へ継承していく方法を探る」ことをテーマに、平和学習を親子で体験できる企画展の開催や戦争体験者と非体験者をつなげる活動を行っています。

また、大学生を中心とした若い世代へ自主性をもって動けるような人材育成も行っています。

「第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展」の「」には、関わった人たちが心で感じたことを「」に込め、それぞれの方法で未来へと継いでいってほしいという想いを込めています。

ただ情報を受け取るだけではなく、自らが意志を持って過去の出来事を知り、学び、聞いて、考え、自分なりの答えを出していくきっかけとなる場所を、参加者の方々と創っていきたいと思っています。

主な活動内容

毎年2月~4月に被爆者や伝承者へのインタビューや、広島でのフィールドワークを行い、6月以降定期的にWebサイトでインタビューの内容を発信しています。

8月6日前後には企画展やワークショップを実施。

オリジナル自由研究ツールの配布や、被爆者と来場者をつなぐ対話イベントなどを通して、来場者が受け身ではなく体験を通じて自ら学び・考えるきっかけをつくっています。

活動実績

2015年 東京&広島

戦後70年の節目に、広島出身の代表の呼びかけで、"継ぐ展"はスタートしました。
30代を中心とした有志が集まり、広島へ取材へ行き、そこで見聞きした体験を企画展の中に反映していきました。
会期中は、被爆者・被爆体験伝承者の方と対話を行うワークショップや、オリジナル自由研究ツールの配布、朗読劇「父と暮せば」の上演など、来場者参加型の企画を行いました。

テーマ:「考える」ことからはじめよう―ヒロシマがおしえてくれること―

会期:2015年7月30日~8月6日

場所:space& Cafe ポレポレ坐 / とうろう流し会場

  • 4月 広島の記憶を継ぐ人インタビュー&フィールドワーク(広島平和記念資料館 他)
  • 7月~8月 第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展2015(space&cafe ポレポレ坐 / とうろう流し会場) 来場者825名

2016年 横浜&広島

2年目の継ぐ展は、会場を横浜 みなとみらいに移し、多くの教育機関や地元で活動されている団体のご協力を得ながら開催しました。
展示に向けて広島大学、神奈川大学、関東学院大学の学生ボランティアが、被爆者や被爆体験伝承者へのインタビュー取材を行い、デジタルハリウッドSTUDIO の受講生と卒業生約 30 名が展示制作に参加しました。

テーマ:歴史を学び“みらい”をつくる

会期:2016年8月3日~8月8日

場所:みなとみらいギャラリー他 / とうろう流し会場

  • 4月 広島の記憶を継ぐ人インタビュー&フィールドワーク(広島平和記念資料館 他)
  • 8月 第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展 2016 開催(みなとみらいギャラリー他 / とうろう流し会場)来場者1260名

2017年 東京&広島

3年目の継ぐ展は、東京 世田谷にある旧池尻中学校舎を利用したIID 世田谷ものづくり学校をメイン会場とし、広島にあるCLiP HIROSHIMAにサテライト会場を設け、2会場で展示やトークイベントを開催しました。
初の試みとして、映画『この世界の片隅に』の上映をオープニングイベントで行い、小学校高学年を対象とした自由研究サポート教室を開きました。

テーマ:ヒロシマを知る教室

会期:2017年7月30日~8月6日

場所:IID 世田谷ものづくり学校 / CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場

  • 3~4月 広島の記憶を継ぐ人インタビュー&フィールドワーク(広島平和記念資料館 他)
  • 7月~8月 第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展 2017開催(IID世田谷ものづくり学校 / CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場)来場者1100名

2018年 仙台&広島

4年目の継ぐ展は、初めての東北開催でした。広島サテライト会場のCLiP HIROSHIMAから、メイン会場のせんだいメディアテークへ送られた来場者参加型展示「あなたにもできる平和へのアクション」には、平和へのアクションが書かれた20個の筒に、想いのこもった折り鶴が沢山投票されました。仙台では、震災の継承とテーマを重ねて展示をご覧になられた来場者が多く見られ、過去最多の来場者数を記録しました。

テーマ:想いをつなぐ

会期:2018年7月29日~8月15日

場所:せんだいメディアテーク / CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場

  • 2月 広島の記憶を継ぐ人インタビュー&フィールドワーク(広島平和記念資料館 他)
  • 7月~8月 第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展 2018開催(せんだいメディアテーク / CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場)来場者2079名

2019年 東京&広島

5年目の継ぐ展は、町田市生涯学習センター、CLiP HIROSHIMAと共催で約半年間かけて企画展を制作しました。
両会場とも、会期中は小学生以上を対象とした自由研究サポート教室に力を入れ、ファシリテーターとして携わる学生スタッフを中心に毎日教室を開催しました。とうろう流しの会場では、消しゴムはんこ作家 津久井智子さんが制作された折り鶴はんこをおして和紙灯ろうをつくるコーナーが設けられ、国内外からたくさんの方がブースを訪れました。

テーマ:わたしの「 」継ぐ

会期:2019年7月31日~8月9日

場所:町田市生涯学習センター / CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場

  • 3月~6月 広島の記憶を継ぐ人インタビュー&フィールドワーク(広島平和記念資料館 他)
  • 7月~8月 第三世代が考えるヒロシマ「」継ぐ展 2019開催(町田市生涯学習センター/ CLiP HIROSHIMA / とうろう流し会場)来場者1726名

2020年 オンライン&広島

6年目の継ぐ展は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、オンラインにて開催。
広島の被爆者 梶本淑子さんと被爆体験伝承者 青木圭子さんに質問を行う無料のオンラインワークショップ「ヒロシマを知り・学び・継ぐ」 問いづくりWSや、東京の小学生へ向けた「オンライン修学旅行」、インターネットを経由して送られる灯ろうを8月6日の広島に届けるプロジェクト「灯ろうに込めるメッセージオンラインとうろう流し)」をメインに展開しました。

テーマ:"お家"で継ぐ展

会期:2020年8月6日

場所:オンライン / 旧市民球場跡地

  • 8月1日 オンラインワークショップ「ヒロシマを知り・学び・継ぐ」 問いづくりWS開催(オンライン)
  • 8月6日 オンラインとうろう流し開催(旧市民球場跡地)
  • 10月16日~18日 オンライン修学旅行開催(広島)